サイトロゴ:川崎浮世絵ギャラリー 〜斎藤文夫コレクション〜

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世界に誇る大北斎展【前期】

世界で最もその名を知られる浮世絵師、葛飾北斎。
浮世絵史上の記念碑的な作品「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は海外で「The Great Wave」と称され、ゴッホやモネ、ドビュッシーをはじめ、19世紀ヨーロッパの芸術家、音楽家たちに多大な影響を与えました。現代においても2024年に発行予定の新千円札やパスポートのデザインにも採用されるなど、日本を象徴する図様として広く親しまれています。
北斎は幼い頃から絵を好み、貸本屋や木版彫り師として働いたのち、18歳で役者似顔絵で名を馳せた勝川春章に入門して、本格的に絵師として歩み始めました。
平均寿命が50代という時代に、稀にみる長寿であった北斎の画業は70年にも及びます。森羅万象のあらゆる題材を描き、錦絵や読本挿絵、絵手本、肉筆画などにおいて、画風を変化させながら多彩に活躍し、膨大な作品群を残しました。
また、初期の「春朗」から晩年の「画狂老人卍」まで改号すること30回、売れっ子絵師にも関わらず長屋を渡り歩き、生涯に90回以上も転居するなど、奇想天外なエピソードにも事欠きません。
しかし、北斎はその生涯を通じて常に絵の道に邁進し続け、独創的な画風を確立しながらも、死の間際まで尽きることのない制作意欲と向上心を持ち続けました。天才と呼ぶにふさわしい北斎の真の魅力は、やはり作品の中にこそ見出せるものでしょう。
本展では、葛飾北斎の代表作約260点を前期後期を通して展覧します。
稀代の天才絵師の画業を、ぜひお楽しみください。
 
会期
【前期】 7月10日(土)〜8月9日(月・振休)
【後期】 8月14日(土)〜9月12日(日)
開館時間
火曜日~日曜日
11:00~18:30 (入館18:15まで)
観覧料
入館料 一般500円 高校生以下 無料 
※障害者手帳等をお持ちの方とその介助者1名は無料

TEL:044-280-9511

〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1 川崎駅前タワー・リバーク3階

ロゴ:神奈川県文化プログラム MAGCUL マグカル

この事業は、神奈川県のマグカル推進事業補助金を受けて実施しています

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