【次回展覧会のお知らせ】
新版画の沁みる風景–––川瀬巴水から笠松紫浪まで
会期:令和6年1月5日(金)~2月4日(日)
休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)
開館時間:11:00~18:30(入館は 18:15 まで)
新版画は、大正期に版元の渡邊庄三郎と、当時気鋭の画家と彫師、摺師の協業により制作された木版画です。浮世絵の木版技術を受け継ぎながら、さらに実験的で精緻な彫摺の工程を求め、芸術性の高い斬新な版画作品が生み出されました。
本展では、大正初期より制作された新版画の風景画を中心に公開します。旅先での写生をもとに、豊かな詩情と郷愁を感じさせる風景画を表わし、新版画を牽引した川瀬巴水をはじめ、同じく風景画を手がけた笠松紫浪や土屋光逸、橋口五葉や吉田博らの約90点を展覧します。
2023.12.15