サイトロゴ:川崎浮世絵ギャラリー 〜斎藤文夫コレクション〜

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企画展

奇想の天才絵師 河鍋暁斎

 幕末から明治にかけての動乱期を、自由な発想で生き抜いた奇想の天才絵師、河鍋暁斎〈かわなべきょうさい〉(1831~89)。  狩野派の伝統を受け継ぐ絵師でありながら、その画業の豊かさは、美人画・仏画・花鳥図・戯画・挿絵にデザインなど枚挙にいとまがなく、近年各地で開かれる展覧会に訪れる人をますます魅了してやみません。また、鹿鳴館を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルを弟子にしたことからも、常識にとらわれない強烈な個性がうかがい知れます。  本展では、斎藤コレクションおよび個人コレクションより、暁斎の画業の一端である錦絵(多色摺りの木版画)を中心にご覧いただきます。暁斎の手にかかれば、人間界のみならず、動物界も神の世界も、自由自在に動き出します。抱腹絶倒、風刺がきいた作品から、川崎にちなんだ作品まで、暁斎の多彩な世界をどうぞお楽しみください。
会期
2021年 4月10日(土)~5月9日(日) ※5月3日(月祝)は開館します
開館時間
11:00~18:30 (入館18:15まで)
観覧料
入館料 一般500円 高校生以下 無料  ※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料