2月21日(日)は全館休館いたします
「黄金期の浮世絵師たち」前期展会期中の2月21日(日)は、ビルメンテナンスのため全館休館いたします。
ご来館を予定されているお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2021.01.31
「黄金期の浮世絵師たち」前期展会期中の2月21日(日)は、ビルメンテナンスのため全館休館いたします。
ご来館を予定されているお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2021.01.31
多くの実力派絵師が多彩に活躍した18世紀後半。なかでも天明(1781~89)から寛政(1789~1801)にかけての約20年間は、のちに「浮世絵の黄金期」と称されるようになりました。大都市江戸の町人文化の隆盛とともに、浮世絵が大衆芸術として展開した最も華やかなりし頃。天明期に健康的な八頭身美人の群像を描いて一世を風靡した鳥居清長(1752~1815)、続く寛政期に版元の蔦屋重三郎(1750〜97)と組み、美人大首絵で名を馳せた喜多川歌麿(?~1806)、さらに役者大首絵を制作した勝川春章(1743~92)、東洲斎写楽(生没年不詳)、歌川豊国(1769~1825)らの代表作、約110点をお楽しみください。
2021.01.27
2020.12.26
新年を迎えるにあたり、新春のおめでたい浮世絵をご紹介いたします。江戸の人々は、元旦の夜明け前から初日の出を見に出かけ幸多き1年を祈りました。正月2日の物はじめの日には、武家は馬乗り初め、商家では初荷、初売りがはじまり、江戸の町は再びにぎわいはじめます。獅子舞、万歳、春駒など門付の芸人が市中を回り、人々は吉夢を信じて宝船の絵を枕の下に敷き眠りました。新年を喜び祝う気持ちは今も昔も変わりません。本展では、2021年の干支である丑をモチーフとした浮世絵や肉筆画のほか、七福神や吉夢をあらわした作品、双六なども併せて展示いたします。
新しい1年のはじまりに、福を呼ぶ浮世絵をぜひお楽しみください。
2020.12.20
川崎浮世絵ギャラリーの2021年の展覧会スケジュールをお知らせします。
2021.1月~12月
「新春浮世絵展」
1月5日(火)~1月31日(日)
「黄金期の浮世絵師たち~歌麿、写楽に豊国も~」
2月6日(土)~3月7日(日)【前期】
3月13日(土)~4月4日(日)【後期】
「幕末明治の奇才・河鍋暁斎展」
4月10日(土)~5月9日(日)※5/3(月祝)は開館
「川瀬巴水と新版画」
5月15日(土)~6月6日(日)
「広重~六十余州名所図会」
6月12日(土)~7月4日(日)
「世界の大北斎展」
7月10日(土)~8月8日(日)【前期】
8月14日(土)~9月12日(日)【後期】
「国芳没後160周年」
9月18日(土)~10月17日(日)【前期】
10月23日(土)~11月21日(日)【後期】
「江戸の華 大忠臣蔵」
11月27日(土)~12月22日(水)
※展覧会名称・会期は都合により変更する場合があります
2020.11.04
「光の絵師 小林清親」
前期 10/24(土)~11/15(日)
後期 11/21(土)~12/20(日)
弘化4年(1847)、江戸に生まれた小林清親(こばやしきよちか)は、江戸の木版技術を継承した“最後の浮世絵師”の一人と称されます。幕臣であった彼が、幕府崩壊後、剣ではなく絵筆で身を立てようと決意し制作した作品は、従来の浮世絵とは異なる、柔らかな光と影に包まれた西洋画のような風景でした。
本展では、彼の代表作となった「光線画」から、花鳥画やポンチ絵と呼ばれた風刺画、歴史画や美人画など、多岐にわたる彼の画業をご覧いただきます。江戸から明治・大正へと社会の大きな転換期の光と影のなかで、絵師として生き抜いた彼の作品を、清親に魅了された著名人の言葉と共にお楽しみください。
2020.10.11